急成長を遂げている「森川グループ」総帥の一人娘で、父親の命令に従って主人公に嫁ぐ事になった。
主人公に対しては常に「旦那様」と呼ぶが、これは主人公の名前を絶対に呼ばないという、彼女なりの抗議らしい（？）
そんな事情もあってか、旅館のスタッフや主人公の友人達からの評価はイマイチ。
お嬢様然としたその容姿とクールで澄ました振る舞いはピッタリはまっているものの、もう少し愛嬌があれば完璧だったのにと惜しまれている。
旅館のスタッフ曰く「残念な嫁」。

琴城旅館の板長・鉄五郎の娘で、数年前から仲居として働いている女の子。
主人公とは幼馴染みで、クラスメイト。主人公の事を「ぼっちゃん」と呼ぶ。
何かにつけて主人公の世話を焼こうとするが、厳格な祖母に徹底的に教育された主人公の方がしっかりしている事が多く、逆にお世話されてしまう事の方が多い。
なんでも勢いで押しきってしまうアホの子タイプ。
細かい事は一切気にしない性格だが、唯一、おっぱいが成長しない事が悩みとか。

北欧の王族を父に持つハーフで、美しい銀髪が特徴的な女の子。
数年前から学生画家として脚光を浴び、その見た目も相まって世間から過剰な期待をされている。
本人は好きで絵を描いているだけなので内心困っており、ほとぼりが冷めるまで琴城旅館に長期間宿泊する事になった。
性格は穏やかで、自然に囲まれながらのんびりスケッチしたり、花を愛でたりするのが大好き。
周りが自然に溢れ、従業員が皆人情味に溢れている事から琴城旅館を選んだと語るが、実は本当の理由が別にあるらしい。

昔から美穂乃の身の回りの世話を担当している、お付の女性。
家事から事務まで何でもそつなくこなし、美貌＋ナイスバディ完備と隙が無いが、美穂乃の事以外はどうでもいいとキッパリ割り切ってしまう人。
主人公達よりも年上だが、なぜか同じクラスに転入してくるなどミステリアスな面が多い。
常に冷静で滅多な事では動じないが、美穂乃のピンチには「過保護なお母さんモード」へと豹変する。
主人公に対しては、美穂乃の夫（になる人）という事もあってか、一応ぞんざいに扱わない程度。

琴城旅館の仲居。
鹿島姉妹の妹の方。
「小悪魔じゃなくてマジ悪魔のつぐみ」と呼ばれ、彼女にかかると噂に尾ひれがついて大変な事になる。
姉のひばりとは真逆の性格だが、２人が揃うと一気にかしましくなる。
唯我独尊だが、女将さんには頭が上がらない。

琴城旅館の仲居。
鹿島姉妹の姉の方。
「壊れたスピーカー・弾丸トークのひばり」と呼ばれ、彼女にかかると噂があっという間に街中に広がる。
妹のつぐみとは真逆の性格だが、２人が揃うと一気にかしましくなる。
自由奔放だが、女将さんには頭が上がらない。

通称、女将さん。
琴城旅館の女将。
主人公の祖母で、幼い頃事故で両親を亡くした主人公の親代わりを務めている。
主人公を旅館の跡取りとして厳しく育ててきた。

琴城旅館の板長で、ねここの父親。
職人気質のコワオモテだが、主人公にとっては父親のような存在。
義理人情に厚い性格で、昔女将さんに受けた恩を返す為に琴城旅館を支え続けている。

美穂乃の父。
一代で森川グループを急成長させた豪腕経営者。
目的の為には手段を選ばない事から、「財界の第六天魔王」の異名を持つ。
ある理由から、主人公と美穂乃の結婚話を持ちかける。

主人公とねここのクラスメイト。
大手ホテルチェーン「ホテル蜂須賀リゾート」の御曹司で、同じく旅館の跡取りである主人公を一方的に敵視してくる。
ナルシストでキザっぽい言動を取るが、どこか憎めないヤツ。