一条勇治の幼馴染。 小さいころから勇治と共に魔法使いを目指し、共に切磋琢磨する。 マイアレヌス学園への入学を決めた後も勇治のことを常に気にかけており、 勇治の学園編入を誰よりも喜んでいる。 世話焼きというよりもお節介……。 押しつけがましいとも言える性格で、自分の事よりも相手のことを 第一に考える優しい心の持ち主。 正直で隠し事ができない性格で、特に勇治のことについては、 周りから見ていてもその違いが丸わかりなくらい。 仕切りたがり屋で普段はしっかり者（のつもり）だが、 意外とメルヘンな趣味を持っている。 得意魔法式は炎で、威力はあるのだが応用力に乏しく、 あまり実践的とはいえない。

■魔法式：炎
・豪炎の鞭
剣先から炎を鞭のように伸ばすことにより、遠距離への攻撃を図る。
・桜華炎舞
剣先から炎を鞭のように伸ばすことにより、遠距離への攻撃を図る。 その見た目はまるで桜の花びらのよう。起爆性が高く、少しでも触れると爆発する。

■武器：アイギス
細身の剣で、持ち手に炎の魔法式の意匠がデザインされている。 常に炎の力を宿しており、通常の剣などはその熱量に耐えられず、剣を交えることすら敵わないほど。

■戦闘スタイル
高い俊敏性を活かした速攻の剣戟を軸とした戦いを好む。 魔法式は、自らの強化と遠距離武器や大型の武器に対するけん制としての補助が主で、精緻な構成式展開は苦手とする。 ただ、魔法式の構成速度は速く、剣技との連携で相手を圧倒する。

小さいころに魔法使いに助けられた過去を持ち、魔法使いに憧れて学園の入学を決める。 魔法式の構成能力は天才的だが、田舎から出てきたのもあってか、おっとりして競争向きでなく その内気な性格から、戦いにおいて不利に働くことが多く、その才能を使いこなせていない。 また、優柔不断な性格で物事を自分一人で決定することが出来ないが 土壇場になると、信じられない力を発揮する……らしい。

■魔法式：風（メイン）火・氷（サブ）
・気まぐれリスの囁き（風）
気まぐれのリスが相手に襲いかかる。
（見た目重視で使い勝手は悪い）
・わがまま子猫のワルツ（炎）
わがままな猫が相手に襲いかかる。
（見た目重視で使い勝手は悪い）
・氷菓の白鳥（氷）
氷菓子みたいな大量の白鳥が相手に襲いかかる。
（見た目重視で使い勝手は悪い）

■武器：三匹のウサギさん
メルヘンチックな見た目の魔法杖で、先端の部分にウサギの意匠が施されている。 使用者の得意系統である、火・水・風が具現化されており、優柔不断な使用者へのサポートとして言葉を発するらしい。

■戦闘スタイル
基本的には遠距離からの攻撃を主とする。メインの風魔法にて相手との距離を測り、火と水の魔法をサブウェポンとして扱う。 杖は魔力強化に長け、複雑な構成式を元に通常ではありえない威力を生み出す。 近接戦闘についてはからっきしであり、身のこなしは一般人と大差ないレベル。

教室の端で、ぶすっとした表情でいつも座っている少女。 学園でもトップクラスの魔法力を有しているが、その素行に問題ありということで下位科に在籍している。 氷の魔法式を得意とするらしいが、魔法を使うことについて嫌悪感を抱いており、 クラスメイトでも彼女の魔法を見たことがあるものはほとんどいない。

無口な性格で、話しかけても基本反応しないが、勇治の妹にだけは何故か興味があるらしく好意を寄せてくる。 読書が趣味で、普段から多くの魔法書を読んでいる研究熱心な一面もあるようだが……。

■魔法式：全系統
・氷零弾
氷の魔弾を放ち、相手の足元を凍りづけにし、相手の動きを封じる。
・氷結の迷宮
辺り一帯を氷化し、覆い尽くすことで氷鏡の反射で自らの居場所を悟らせないようにする。

■武器：二鳥拳銃
青と白でシンプルにデザインさせた双銃。 銃には魔法式を増幅させる補助機能がついており、章希望の構成式を用いての速射性と魔法式の威力を両立させている。

■戦闘スタイル
相手との距離を保っての遠距離戦を好む。 双銃から放たれる氷零弾で徐々に相手の足場の自由を奪い、遠方からの一撃で確実に相手を仕留める。

入学と共に常に成績TOP、学園始まって以来とも噂される天才魔法少女。 完璧主義でプライドが高く、人に負けるということを誰よりも嫌い自分の思い通りにいかないことは許せないという強気でワガママな性格。

魔法のセンスは人間離れしており、すべての魔法系統を超一流の精度で扱うことができる。 さらに、相手のバトルスタイルに合わせてその場でオリジナルの魔法式を組み上げる適応力の高さを持つ。何か別の目的があって学園に通っているようだがその詳細については謎に包まれている。

■魔法式：全系統
・光速転移
物体の質量を疑似的にゼロにし、爆発的な加速をかけることで光速に近い速度で移動する。
・闇の福音
周囲を闇で覆うことにより、相手の視界を奪う。

■武器：セブンストリガー
使用者の身長程の大きさの剣で、要所に円をイメージした意匠が施されている。 剣先十字架には何か特殊な願いが込められているというが……。

■戦闘スタイル
これといった型はなく、相手のスタイルに合わせてその型を変える。 高い身体能力と魔法応用力の高さでねじ伏せ、相手のプライドまでも奪い取る。 現在では使用できるものがいないと言われる闇の魔法を扱うらしいが、その内容は謎に包まれている。

勇治の一つ年下の妹。

天才的な魔法センスを持っており、飛び級にてマイアレヌス学園への入学を認められていたが、兄なしで学園に入学したくないとごねて結果勇治と共に半年遅れで入学を果たす。

お兄ちゃん子で、いつも一緒にいて、二人っきりの時はベタベタと側から離れようとしない。

基本的に人に優しく温和な性格だが、兄様に近づくもの＝敵という思考回路を持ち周囲とトラブルになる事もしばしば。得意魔法式は最高難易度とされる光系統で大人でも制御の難しい高度な魔法式をたやすく扱う。

■魔法式：光
・愛らしいウサギたちの行進
自分の周りに無数の光のウサギを発現させ、相手を攻撃する。 一つ一つの威力はそこまでではないが、とても邪魔。

■武器：撫子
自らの衣装に合わせ、花をイメージした槍。 槍は双刃で、可変式となっており、ヌンチャクのように形状を変えて攻撃を仕掛けることも可能。

■戦闘スタイル
超強力な光の魔法式を中心に、圧倒的火力で辺り一帯を焼き払うスタイル。 武器の槍は可変式で、鞭のようにしならせたりと、様々な用途で使用可能。 槍を弓の矢に見立てて一点に魔力のすべてを集中させる一撃は、天をも切り裂くほどの威力を誇る。

小さいころ、神崎えまと交わしたある約束を果たすため、魔法使いになる事を決意する。 しかし魔法選抜試験にて、筆記、実技試験の結果にてTOPの成績を収めながら 魔法力が著しく低いという結果にて、魔法使いの素養無しと認定された“落ちこぼれ”。 そのアンバランスな結果により異例の再審査が行われ、半年遅れでマイアレヌス学園に 入学を認められる。魔法力は他よりも数段劣るが、それを凌駕するほどの“何か”を持つと されるがその内容は秘匿されている。
性格は、普段から冷静で戦況を広い視野で見るタイプで大局観に優れており自分の考えでみんなを引っ張っていくリーダーシップを併せ持つ。また、情に厚い部分があり、自分よりも他人を思いやる心優しいタイプ。

■魔法式：雷
・瞬雷
雷を相手の頭上に発生させ、一直線に落とすことで、不可避の攻撃を仕掛ける。通常の人間ではその速さにより、気付くことすらできない。
・雷化装填
瞬雷を自らに落とし、体中に帯電させることで、反応速度を著しく向上させる。重ねがけも可能だが、体への負担は増大する。

■武器：伊耶那岐、伊弉弥
双剣であるが、それぞれに異なった意匠が施されており、用途も違う。 軽さよりも威力に比重を置いているため、非力なものには扱うことが出来ない。 双剣のそれぞれに異なる魔法回路を埋め込むことにより、自らの能力を強化する魔法式が組み込まれているが、その用途は謎に包まれている。

■戦闘スタイル
双剣を活かしての近接戦闘を主とする。 自らの魔法力の弱さから、相手ではなく、自らの強化へと使うことが多い。 体に雷の魔法式を宿し、常人の数倍の反応速度を生み出した速攻を得意とするらしいが、その他のバトルスタイルは謎に包まれている部分が多い。

主人公や優希と同じ学園出身で、現在は下位科に所属している。 元気で愛らしい性格で、クラスでも１番の人気者。 クラス委員もやっており、周りからの人望も厚い。 世話焼きな性格で、下位科に在籍してきた主人公たちを気にかけてくれる。

魔法の能力も相当なものではあるが、その性格が加味してか戦いにおいては一歩引いてしまったり、自らを磨くよりもみんなで頑張ろうという感じで本来のポテンシャルを発揮できていない。

■魔法式：雷
・瞬時の小雷撃
相手に小さな雷撃を流すことで、一瞬動きを止める。
・虚空の大雷弾
相手目掛けて雷の球を放つ。複数発生が可能で自らの周りに浮遊させることで相手の接近を防ぐことにも使用される。

■武器：ライトニングフライ
雷の魔法式で発生させた糸を用いて、対象者へと投げつける。 ヨーヨーの側面からは雷が刃のように発生しており、切れ味は抜群である。

■戦闘スタイル
基本的には遠距離からの攻撃を主とする。 高い敏捷性で相手の攻撃を回避し、隙をついてのヨーヨーによる攻撃を行う。 ヨーヨーは自らの意思で自由に動かすことが可能で、相手に集中する好きを与えない。

下位科のクラスメイトで、真優とは幼馴染。 自らにも周りにも厳しい性格で、歯に衣着せない毒舌な節がある。 小さいころから厳しく育てられたので、お茶の作法や華道も完璧、勉強やスポーツも優秀で今まで挫折というものを味わったことがない。

魔法使いとしての素質は高いが、下位科という判断を下されかなりショックを受けており、多少投げやりになっている節も。

■魔法式：火
・灼熱の火柱
炎を火の柱に見立て、相手に放つ。
・大地の渦炎
炎の力により地面に振動を与え、地面をえぐるように炎の壁を発生させる。
・業火の黒炎龍
火の魔法力を最大限に高め、炎の黒龍を生み出す。

■武器：迦具鎚
自らの数倍の大きさの鎚。 一見重そうに見えるが、重力制御機能がついており、持ち手にはさほど重さを感じない。

■戦闘スタイル
基本的には巨大な鎚を用いて相手を叩き潰す。 精緻な魔法式は苦手とし、炎で相手を焼きつくすシンプルなスタイルだが、 巨大な鎚による攻撃は回避以外の選択肢はなく、高い身体能力を魔法でさらに強化し、相手に息をつく暇すら与えない。

下位科のクラスメイトで、凛穂とは幼馴染。 凛穂と同じ道を目指そうと入学を決めたが、魔法使いとしての素質はそこまで高くない。

真面目な性格で、下位科になったことにもめげずに堅実に努力を積み重ねている。 将来は優秀な魔法使いとなって、家族や友人を支えたいと思っている。

■魔法式：風
・天空の風牙
カマイタチのようなものを発生させ、相手へ遠距離の攻撃を仕掛ける。 動きは遠隔操作可能で複数発生させることも可能だが、３つ以上は時間がかかるため実践的ではない。
・守護の反風壁
風を目の前に集めて、防御陣を構成する。
・旋風の舞
周囲を竜巻で覆い、相手の身動きを取れない状態とする。

■武器：グリモワール
魔法文字で埋め尽くされた特殊な魔導書。あらかじめいくつかの魔法式を埋め込むことが可能で、その補助により通常の数倍の速度で魔法式を展開することを可能とする。

■戦闘スタイル
基本的に自らは動きまわらず、高い魔法力を活かした攻撃が主となる。 風の魔法式による遠距離攻撃を得意とし、下手な術者ではその懐に近寄ることすら出来ない。

主人公達のクラスの担任。
本校の卒業生で、かつては優秀な魔法使いとして戦線にも立ったことがある。 現在では後進の育成を任され、学園で教鞭を振るう。

鬼教官として有名で、そのスパルタに毎年何十名の学生がその道を諦めるほど。 しかし、その実面倒見がよく親身になって相談に乗ってくれたりと優しい一面もある。