『楽しく自由に生きる主人公』

主人公。自身とその周囲が楽しく自由に生きることを信条としている自由人。 思ったことがすぐ口に出るため、隠しごとが苦手。 都合が悪くなると、口も悪くなるわかりやすいヤツ。 姉と妹がいるが、姉は恐ろしく、妹は気持ち悪いため苦手。 昔から周りに乙女が多い環境で過ごして来たため、女の子への耐性は高い。 しかし自身の恋愛事に関して『まだまだ自由の身でいたい』という主張を建前に、極度のヘタレっぷりを発揮する。鈍感でもなんでもないため、余計にタチが悪い。 そんな彼に痺れを切らした幼馴染と姉の謀略により、秋の桜春祭までに『恋』することを約束してしまう。

『兄さん大好き超ブラコン妹』

主人公の妹。今年から兄の尻を追いかけて桜春学園に入学してきた。 もう取り返しのつかないほど重度のブラコン。姉のことも兄の次に好き。 兄の貞操を虎視眈々と狙っている。背徳感なんぞは期待してはイケナイ。 人見知りでちょっぴり棘と汁のある性格のせいか、友だちが少ない。

『やかましいおてんば娘』

主人公のクラスメイト。茉莉の妹。黙ると死ぬ、ハイテンションの回遊魚。 遊びたい盛りなのか、日常にエンターテイメントを求めている。 予定が未定な具合と軽いフットワークが自慢。 でも低血圧のため、寝起きだけはテンションが低い。 主人公に友情以上の感情を抱いているが、お友だち扱いされて相手にされず、半ばあきらめ気味。 姉の茉莉とはあまり似ていない。性格も、そしてスタイルも。

『天上天下唯我独尊お姉ちゃん』

主人公の姉。桜春学園の学生会長。口の悪さと自由奔放さは兄妹と共通。 成績優秀、容姿端麗、万能を体現した超人的な存在感に男女問わず人気がある。 あずま荘では絶対的権力者（保護者）。下手に逆らうとこの世の理不尽を体感することになる。 困ったときはなにかを犠牲にするとあら不思議、頼れるお姉ちゃんに早変わり。 副会長の茉莉、書記の九と合わせて桜春学園の『学生会美少女トリオ』と呼ばれている。仲も良い。 妹とは異なり、ドがつくほどのブラコンではないが、ほんのりブラコン。

『ジト目なお嬢さま系ドヘンタイ』

主人公の先輩。桜春学園学生会の書記で、実はけっこういいとこのお嬢さま。 やる気のなさそうなヌけた顔をしながら、とんでもなくお下品なことを口にする高次元なヘンタイ。 休日はあずま荘の居間でゴロゴロしたりとお嬢さまらしさを微塵も感じさせない。 浅羽家の妹とはまた違った方向にとんがったヘンタイである。 どちらかというと女の子の方が好き（もちろん両方イケル）で、隙あらば千冬と柊をペロペロしようとする。 かわいい女の子が自然と寄ってくる主人公に懐いている。